プロフィール
県内で保育士・幼稚園教諭を経験。 幼稚園教諭時代に、お茶の水女子大学付属幼稚園主事倉橋惣三先生理論・堀合文子先生実践に基づく「子ども主体の保育」に触れ、感銘を受ける。その後「理想の幼稚園を創りたい」との想いで、夫と共に栃木県内初の「ベビーシッターサービス ピーターパン」を立ち上げ、2年後に法人化。株式会社キッズコーポレーションを設立後は、取締役副社長を23年間務める。 在職中に、社会福祉法人 彩を設立し、認可保育園「大地の恵みのなーさりぃ」を開園。 理事長に就任する。のちに放課後児童健全育成事業「だいちのめぐみのひみつきち」も開設。 新たに着手した給食事業「だいちのめぐみのキッチン」では、日本伝統の食文化や郷土料理を取り入れた食育活動にも積極的に取り組んでいる。 現在は、株式会社キッズコーポレーションホールディングスの顧問として、保育・教育研修等にかかわる。その他、起業家向け研修、親育ち講座・企業研修・小中学校等での講演等に幅広く登壇。研修内容は、「自分が主人公の人生を生きよう」といった自己肯定感を育むテーマをメインに行っている。
座右の銘:起こることはすべて〇
想い
たくさんの子どもたちとの出会いの中で、子どもたちは、どうすればその子らしい「しあわせな人生を送れるのだろう」そんなことを、いつしか考えるようになりました。
保育・教育に関わり、30年の月日が流れました。
未来の詰まった子どもたちたちと関わりの中で、何を育てていけば、躓いたときに、起き上がり、また、前に進んでいけるのだろうか。
模索する中で「自己肯定感」という言葉に巡り合いました。
これだ!と直感しました。
自分は、愛されているに値する人間なんだ。この感覚があれば、くじけそうなことがあってもまた、起き上がることができると。
失敗や挫折、悲しいことがあれば、共に歩幅を合わせ、嬉しいことがあったときには、お互いに喜び合うような関係性を家族や仲間と築いていくことができると、ひとりでは味わうことができないような豊かな時間を過ごすことができます。それは、子どもだけに限ったことではなく大人も同じことですね。
毛布のような安心感に包まれて、自分の存在を自分が認め、自分の「好き」を見つけ、
自分らしい人生を生きること。
ひとりひとり個性が違うように、生きたい人生も歩み方も人それぞれです。
自分軸で本当に望んでいる生き方をしていきましょう!
健康な心と身体を作るのは、食です。
日々どんなものを食しているかがとても重要になります。
生きることと食べることは直結しています。
身体に優しい食の選択する土台は、紛れもなく乳幼児期に培われます。
土に触れ、育て、収穫し、調理するという一連の流れを体験することで、興味関心を育んでいきます。お米、野菜や果物の素材そのものの味に触れることで、本物の味・うまみがわかるようになります。
日本の伝統文化を次世代に継承していきたいという想いもあります。日々の体験を通して、自然の恵み・大地の恵みに感謝する気持ちも併せて育まれていくものです。
子どもたちには、自然と共存してることを理解し、地球環境に優しい選択ができるように働きかけていきます。
ますますグローバル化が進んでいきます。
これからの子どもたちの時代を見据えて、サークルタイムを通して、自分の想いの言語化することにも力を入れています。
正解、不正解だけにとらわれることなく、自分の感じていることや考えを自由に言い合える安心安全な場所を作り、日常の中で行うことを心掛けています。
仲間と自分とは違った価値観を受け入れ、折り合いをつけていくことを学んでいってほしいのです。
「子ども主体の保育」は、子どもたちが自分自身の力で未来を切り拓いていく手法です。子どもたちが主体的に生きるには、まず、大人自身が主体的に生きること。子どもに関わるすべての方々が自分自身の本当に歩みたい今、そして、未来をかたちにすることです。
思い描いたことは、現実化します!
ワクワクしながら、自分の歩みを見つめていきましょう!!
大塚 恵美子
活動・実績
県内で保育士・幼稚園教諭を経験。
- 1993年
- 「理想の幼稚園を創りたい」との想いで夫と共に栃木県内初の「ベビーシッターサービス ピーターパン」を立ち上げる。
- 1995年
- 株式会社キッズコーポレーション設立
取締役副社長就任 - 2016年
- 在職中に、社会福祉法人 彩を設立
- 2017年
- 4月 認可保育園「大地の恵みのなーさりぃ」を開園
理事長に就任 - 2019年
- 学童保育「だいちのめぐみのひみつきち」
- 2021年
- 大地の恵みのキッチン 直営へ
現在は、株式会社キッズコーポレーションホールデイングスのファウンダー・顧問として、保育研修等に係る。その他、起業家向け研修、親育ち講座・企業研修・小中学校等で講演等に幅広く登壇。研修内容は、「自分が主人公の人生を生きよう」など自己肯定感を育むテーマをメインに行っている。
著書
「子どもの未来を切り拓く子育て」 ~すべては自己肯定感から~
読者様の感想
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保育園での取り組みや先生方の子どもたちへの関り方など、全てにおいて「自己肯定感を育む」をベースに考え実行されていることがよくわかりました。行事や普段の保育などひとつひとつに理由が合って、子どもたちそれぞれのことを振り返りながら読ませていただきました。 長男が小学校に入学してから、担任の先生に「人の話もちゃんと聞けて、自分の思ってることやわからないことを自分から話してくれます」と言われました。園でのサークルタイムやアンガーマネジメントを経験してきたからだと思いました。 「話を聴いてもらえることが自己肯定感につながる」を読んで平日はほとんど、最後まで聞けていなかったなあと反省です。これではダメだと思い、「○○が今話しているから待ってね」と伝えるようにしました。全部話し終えると、何と表現してよいのかわかりませんが、とてもよい顔をしていました。これからは、家庭の中でもお互いの話を最後まで聞いてあげられる環境を作っていきたいと思います。(Sさま・40代)
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キャリアアップ研修で乳児保育について講話を聞く機会があり、まさに、子ども主体の夢中になって遊ぶことがいかに大切か、それを実践している保育園だと感じました。本を読ませて頂いて、保護者として、保育士として色々考えさせられました。自己肯定感という言葉を聞く度に、子どもには前向きなことばかリ期待してしまい、自分は、ついネガティブなことばかり考えがちでした。そんな時に、本を読ませて頂き、まずは、自分が笑って子ども達に「大丈夫だよ」と抱きしめてあげなくちゃいけないなと背中を押してもらったような気持になりました。(Kさま・30代)
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個の充実があって、集団で遊ぶ楽しさにつながるは、子どもの社会だけでなく、大人にも通じることだと思いました。個々の充実があってこそ、家庭も職場も活性化するものですね。どの章を読んでいても生意気にも同感!と思ってしまいました。そして、なるほど!と。お部屋のパステルカラーのお話やその子に合ったタイミングと短いセンテンス、具体的に褒める(誰かと比較して褒めない)、日常生活で身体を鍛える設計。この本に詰まっている考えや思いが先生方や保護者の方々、そして、本を読んだ方すべてが実践出来たら、いい世の中になるなーというくらい得ることが多い、得ることばかりの本でした。良い本に出会えて幸せでした。素敵な本を書いて世に出して頂き、ありがとうございました。(Yさま・50代)
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とても読みやすく、わかりやすい内容であっという間に読み終えてしまいました。考え方に、「あぁ、なるほど」「そうそう、そうだよね」「よし、やってみよう」と思えることがたくさんでした。子育ては、もちろん、職場でも実践してみよう!と思えることが見つかり、わくわくしています。これからも肩の力を抜きつつ、子どもの気持ちを考えた子育て&保育を心掛けていきたいと思います。そして、私の使命は、この本をまず、夫に読んでもらうこと!!!がんばります!(Sさま・30代)
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次女が生まれて、年少、年中と成長していく長女。心の成長を感じるようになり、私自身、子どもたちとの関わり方を考えることが多くなってきたように思っていました。子育て本に興味がありながらあまり読んだことがありませんでした。読み終えた後、はりきって、頑張らなくちゃ!っていう思いではなく、逆に気負うことなく、母として接していく自分自身の心が柔らかくほぐれた気がしました。3章の大人のかかわりがとくにそう感じました。4章、5章まさにこれ!!♡って感じで、楽しく最後の最後まで読ませていただきました。日々の生活でついついダメでしょ!!って言ってしまうこともあるけど、子は個と尊重していくと今の自分の関りが変わっていく感覚を感じています。(Iさま・30代)
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イヤなことは「イヤ」と言ってもいい(自分を傷つけることになってしまう)という文を読み、上の子が、「自分が我慢すれば友達とケンカにならずに誰も傷つかないでしょ」と話していたことがあるのを思い出しました。結局、自分(本人)がずっと傷ついていたのだと思うと、あの時イヤって言っていいんだよと言ってあげられたら・・・と考えさせられました。なかなか一緒に過ごす時間が取れないのですが、日々の中でゆっくり話を聞いてあげる時間を増やそうと思いました。ありがとうございました。(Yさま・40代)